そもそも、儲かる仕事とはどんな仕事を指すのでしょうか？一般的には、「今より収入が多い仕事」で、「給料が高い仕事または時給が高い仕事」が儲かる仕事です。しかし、儲かる仕事の基準は人によっても異なるので、自分にとって「儲かる仕事」とはどういう仕事か考えてみるといいかもしれません。

「儲かる仕事」には、様々なタイプの仕事があります。ここでは、儲かる仕事の主なタイプを５つご紹介します。儲かる仕事にどんなものがあるのか、まずは見てみましょう。

①報酬が大きい仕事

1つめは、報酬が大きい仕事、つまり収入が高い仕事です。一般的に、高収入といえば、医者・弁護士・パイロットの３つが特に有名です。また、大企業に就職すると、報酬が大きい傾向があります。

②安定性が望める仕事

2つめは、安定的に収益が望める仕事です。毎月の収入自体はさほど高収入でなくても安定した収入があることで、事業を展開するなど、より儲けるための新しい事にチャレンジができます。また、公務員の仕事も給与水準自体は高いとは言い切れませんが、業績が雇用・給与に影響しにくく信用度が高い仕事のため、一般的には安定志向の儲かる仕事といえるでしょう。

③将来性がある仕事

３つめは、将来性がある仕事です。安定性にもつながりますが、将来的に利益の拡大が期待でき、永続的に儲かることができる仕事です。IT業界、介護・福祉業界などもその1つといえるでしょう。

④時給換算が高い仕事

４つめは時給換算が高い仕事で、高時給のアルバイトなどが該当します。時給自体は高額でなくとも、拘束時間が短い仕事も、心身に負担をかけすぎずに稼げる時給換算が高い仕事ということができ、儲かる仕事にあてはまります。

⑤競合他社がない仕事

５つめは、競合他社がない仕事です。市場を独占できる仕事は、売上を他社に取られることがないため、儲けやすいです。

成果報酬型の仕事は、仕事の成果を出した分だけ収入がもらえる仕事です。歩合制なので、収入は自分の実力次第です。人によっては儲かる仕事となります。

自営業・起業・独立開業を考えている方は、はたして儲かるのか気になっているかもしれません。自営業・起業・独立開業の場合、固定給ではないので、事業で成功すれば儲かる仕事となります。

それではどんな業界だと儲かる仕事が多いといえるのでしょうか？一般的に、世の中の変化に伴って進化できる業界や、高齢化やIT化が進む中欠かせない、AIなどのテクノロジーに代替されにくい仕事などが、長期的にも価値があり儲かりやすいでしょう。

起業・独立後に儲かりやすいと考えられる業界を6つご紹介します。どんな業界で働きたいか参考にしてください。

今や、インターネットは私たちの日常生活に欠かせないものです。IoT（Internet of things）という言葉があるように、インターネットの技術はスマートフォンなどのデバイスや乗用車から家電製品など、実に様々なものと繋がっています。

IT業界のニーズは高まっていく一方なので、IT業界で働く人の収入も増えていくことが期待できます。特に、技術力が高いWEBエンジニアは、稼ぎやすい仕事といえるでしょう。

そのほかにも、データアナリストやシステムソフトウエア開発者、やアプリケーションソフト開発者なども、需要が期待できる仕事です。

IT技術の発達に伴い、インターネット広告業界の市場も拡大しています。私たちが日常的に利用するGoogle検索やYouTube、TwitterなどのSNSでは、広告を見かけることが大半です。

現在、インターネット広告の需要増加に伴い、インターネット広告に移行する企業が増えて、インターネット広告費はテレビの広告費を追い抜きました。5Gの普及により、さらにインターネット広告の成長が期待されています。

エンタメ業界は、映画やゲーム、音楽などの娯楽に関する業界のことです。エンタメ業界は日々進化しており、サブスク（サブスクリプションサービス）が誕生したことで、動画配信を中心にエンターテインメントがさらに身近なものになりました。

IT技術の発達に伴い、趣味やゲームを中継したり、暮らしの様子などを個人で動画配信したりなどが気軽にできるようになり、今後さらにエンタメの市場は拡大していくでしょう。

医療は私たちが生きていく上で、必要不可欠なものです。近年、医療の仕事の重要性がいっそう高まったことは、皆さんもご存知の通りです。医者はもちろんのこと、医薬品情報を扱う医療情報担当者（MR)、理学療法士、薬剤師なども、安定した需要があります。

介護・福祉業界は、日常生活で支援が必要な人に対してのサービスを提供する業界です。
日本は今、超高齢化社会に突入しているため、介護・福祉業界ではさらに人手が必要となります。

単純作業は将来的にロボットが行っても、話を聴いたりサポートしたりと、細やかな気遣いが必要な仕事は、人間にしかできません。

人生100年時代と呼ばれる時代になった今、介護・福祉の仕事はさらに需要が高まるといわれています。しかし、職場によっては低賃金が問題になるケースもあるので、社会福祉士や理学療法士などの資格を取得しておくと、どの職場でも働きやすくなるでしょう。

少子高齢化によって、農業は後継者不足が深刻になっています。国の新規就農支援があるので、農業未経験でも比較的挑戦しやすくなっています。

農業は、一概に稼げるとは言えません。農業をする地域や経営方法によっても、収入が異なります。品質の高い野菜にする努力を怠らないことが、農業で稼ぐポイントと言えるかもしれません。

一般的に、儲かる仕事と言われている職業には、幾つかの共通点があります。まず、初期費用・維持費用が低いことです。次に、1人または少人数でビジネスが可能なことです。3つめは、少ないコストで大きなリターンを得やすいことです。

この3つを満たしている仕事には、以下のようなものがあります。まずは副業として始めてみて、軌道に乗ったら本業にするのもおすすめです。

アフィリエイトは、成果報酬型の広告のことです。アフィリエイトで儲けるには、まずは自分のホームページやブログ記事またはYouTubeなどに、企業のサービスや商品の広告を掲載しなければいけません。

ホームページやブログの閲覧者が、その広告をクリックしてサービスを利用したり商品を購入したりすることで、広告主の利益となります。そして、その成果報酬が支払われるという仕組みです。

ネットビジネス初心者でも気軽に始めやすい仕事で、人によっては、月に数百万円稼げることもあります。ただしアフィリエイトを始めて、すぐに成果は出ることはほとんどないといってもよいでしょう。高収入を得るまでに、少なくとも数ヶ月はかかることがほとんどです。

ECショップの経営の場合、実店舗を持つ必要がありません。店舗にかかる費用がない分、コストを抑えることができます。ECショップ開設にかかるコストは、ネットショップ開設サービスの利用料金や決済手数料、独自ドメインの取得くらいしかありません。

ただし、商材があることが必須なので、何を販売するかを検討する必要があります。ハンドメイド作品など自分の特技を活かした商材を販売するのもよいし、マニアックな商材を販売するのもおすすめです。

代行ビジネスには、運転代行や家事代行、遺品整理代行、買い物代行、デリバリー代行などがあります。家事代行といえば、ハウスクリーニングが代表例としてあげられます。お客様の自宅や事務所を訪問してクリーニングする仕事で、無店舗でも開業することが可能です。

代行ビジネスは単発の仕事が多いため、シフトの縛りがありません。集中して稼働することで、稼げるでしょう。

レンタルビジネスとは、自分の所有するものをレンタルして、賃料を得るビジネスです。具体的には、部屋、駐車場や倉庫などのほか、介護用品やベビー用品、ドレスなどがあります。

日頃から、レンタル・シェアの需要がありそうなものはないか、アンテナを張っておくと、いい商品やサービスが見つかるかもしれません。

学習塾は不況にも強く、安定成長が見込める業界です。学校の授業だけでは心配と感じている保護者が増えているため、塾のニーズはさらに高まるでしょう。

初期費用を抑えることができる上、在庫を抱える心配もありません。生徒数さえ確保すれば、安定した収入に繋がりやすいです。

儲けたいけど、やっぱり安定性・将来性も必要という方には、フランチャイズビジネスもおすすめです。フランチャイズビジネスには、起業・独立開業を検討している方に様々な魅力があります。

まず、本部にブランド力・知名度があるので、開業してすぐでも集客しやすいです。集客に奔走することなく、店舗売上の拡大に専念しやすい環境といえるでしょう。

次に、業界未経験でも独立・開業できる運営ノウハウを学べます。開業前だけでなく開業後も、サポートしてもらえることが多いです。

そして、開業時の融資が受かりやすいです。フランチャイズに加盟することで、銀行からの信頼を得やすいので、資金調達も比較的容易です。資金繰りで、頭を悩ませることも少ないでしょう。