おそうじ本舗のハウスクリーニングで起業・独立開業し活躍しているオーナーは、前職で会社員などの経験がある方が多いですが、その職種は実に様々です。
業界はまったく異なっても、培ってきたスキルや経験は意外な形でハウスクリーニング業に活かせる部分があります。
今回は多岐に渡る業種の中から、製造業・メーカー勤務の経験のある方にフォーカスを当てて、ハウスクリーニング業での独立開業に活かせるスキルがあること、またどういった点がおそうじ本舗のフランチャイズに向いているかをご紹介していきます。

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一言で製造業・メーカーと取り上げてもその範囲は非常に広いです。アパレルや食品、日用品などから、自動車や化学製品に至るまでメーカーという言い方で表すことができます。
ハウスクリーニング業に活かせるスキルのご説明のために、まずメーカー業界の種類と職種とを分解してみましょう。

1.素材メーカー（上流工程）

… あらゆる商品の素となる「原材料」を開発・生産するのが素材メーカーです。素材メーカーがないと他の製造業はなりたちません。例として、鋼鉄メーカーは建築、自動車、鉄道事業などに必要な鉄鋼の素材の製造開発する企業を指します。他にも紙、ゴム、樹脂、セメント、繊維、ガラス、化学素材など種類は多岐に渡ります。

2.部品メーカー（中流工程）

…素材メーカーが開発・生産した素材を用いて加工等を行い、製品の一部分である「部品」を作っていくメーカーを指します。電子部品や精密部品、半導体、タイヤなどが例として該当します。

3.加工メーカー（下流工程）

…素材製品や部品を使用し加工や組み立てなどをして、完成品としての「製品」を開発・製造する企業です。一般消費者が手に取って購入する最終製品があたります。自動車メーカーや食品、医薬品など多岐に渡る種類があります。

また、素材から最終加工まで全てを行う総合メーカーもあります。

1.営業

…いずれのメーカーも製造した自社の製品を売り込むために営業職は必須です。素材や部品メーカーは、材料が必要な加工メーカーが顧客にあたります。加工メーカーは商社や小売店などに提案し、購入してもらいます。

2.生産管理

…品質、メンテナンス、コスト、時間など製造する際に設けられた様々な基準を下回っていないかコントロールする職種です。

3.商品企画

…どのような製品が市場にニーズがあるのか、動向の調査分析を行い既存製品の改善や新しい製品の提案をする職種です。

4.研究開発

…商品企画職が提案した製品のアイデアに基づいて、原料や素材、部品や製品のモデルを開発したり、既存製品の改良品を作ります。いずれ製品化につながる新たな技術などの研究も行います。

先ほどご紹介した製造業・メーカー業の工程・職種は各部門が専門性に特化したスキルを必要としています。「モノづくり」を行う上で製品にそのものだけではなく、購入してもらうための付加価値やより良いモノになるように改良していく姿勢が活かせます。
実はそういった点がハウスクリーニング業を営む上でもとても大切になってきます。製造業・メーカー勤務の経験にも通じる、ハウスクリーニング業に必要な「得意とするスキル」をご紹介していきます。

堅実にコツコツと仕事をする事が好きな人に向いている

製造業もハウスクリーニングも、業務の終着点は割りとはっきりしています。ご依頼された家の中の箇所のクリーニングを、コツコツと確実に完了させる堅実さを求められます。そういったコツコツと集中して行う作業が好きな人はハウスクリーニング業にも向いています。

ハウスクリーニングは「家の中にあるモノのメンテナンス」

メーカー・製造業の工程で生産管理職をご紹介しました。「製品の品質などの基準を満たしているかチェック・メンテナンス」を行う生産管理に対して、ハウスクリーニングは「掃除する」ことが業務にあたります。それぞれは異なる点と考えがちですが、ハウスクリーニングは各家庭の部屋としての機能が正常であり続けるためにメンテナンスを行うという面で共通しています。故障した電化製品などを修理するわけではありませんが、故障していないからといって過度な汚れがあると生活する上で支障をきたしてしまいます。ハウスクリーニングは、快適な環境にするためにお部屋の汚れが生活の破綻を招かないよう「生産管理」しているという見方ができます。

「モノづくり」から「モノの背景を大切にし、ライフサイクルを伸ばす」

「家」は様々な製造業が作りあげた「モノ」そのものです。その「家」にハウスクリーニングを行い汚れを除去することで、依頼されたお客様の満足度と時間の効率化に還元することができます。それによって、家とお客様のライフサイクルを伸ばし、プロの技術で本来の寿命として長く使用できるようになります。メンテナンスをして、モノを大切にするという点も実は考え方は共通しています。

先ほど、製造業・メーカー勤務の経験で身に着けた「得意」なことは、ハウスクリーニング業にも通じる考え方であることをご紹介しました。
それではいざハウスクリーニング業で起業・独立開業をしようとした場合、必要と考えていていただきたい具体的なスキルや働き方があります。

メーカーという企業組織で働いている時は、各部署のそれぞれの技術を総合した技術力が必要となってきますが、ハウスクリーニング業で起業・独立開業する場合は「個人の技術力」がまず求められます。

必要な個人の技術力

• ハウスクリーニングの技術…第一にハウスクリーニングのサービスが行えるレベルの清掃技術が必要です。清掃方法、清掃箇所の知識、使用する用具の知識等も培う必要があります。
• 工数管理などのマネジメント…クリーニングを行う箇所の汚れ具合にもよりますが、基本的にお客様のご予算との兼ね合いも考慮した上で、時間内にクリーニングを終わらせる管理能力が必要です。
• 接客 (コミュニケーション)…ご依頼時にお客様とスムーズにやり取りを行ったり、依頼をしたくなるように円滑なコミュニケーションがとれる事がのぞましいです。
• 経営力…ハウスクリーニングの依頼に対応するのみではなく、起業・独立開業後は集客を行い、維持費などを加味して収益を生み出していく「経営」も行うことになります。

製造業・メーカー勤務経験のある人はハウスクリーニング業に非常に向いていますが、起業・独立開業しようとなると最大のネックは先ほどご紹介した「個人の技術力」をどう身につけるか？ということです。おそうじ本舗では、未経験の方でも安心してハウスクリーニングの開業が行えるよう、ハウスクリーニングのフランチャイズ加盟後のノウハウを提供しています。そんな「おそうじ本舗が選ばれる理由」をご紹介していきます。

ハウスクリーニング業の起業・独立開業にはまず資金が必要となってきます。おそうじ本舗では店舗がなくても開業できる仕組みなので、店舗が必要なフランチャイズに比べて初期の開業費用を抑えることができます。仕入れも洗剤などの消耗品となり、人件費、家賃、原価などの経費を抑えられ収益に反映することができます。

おそうじ本舗ではフランチャイズ加盟後に24日間の集中的な技術研修を行いますので、未経験でも実務に十分対応できるスキルが身につきます。また、新たな技術を習得するためのサポートも充実し、困ったときにはいつでも相談できる体制があります。

安定的な運営に欠かせない、継続的な集客について不安を抱える方も多いでしょう。おそうじ本舗はテレビCMやwebサイトでの集客に力を入れて知名度をあげる取り組みをしており、本部へのハウスクリーニングの依頼を加盟店へ顧客紹介する制度もあります。

これまで会社に勤めていて、会社の方針や製造する商品が利益を出すことに受容的であることが求められていました。起業・独立開業を行うには依頼を受けるために能動的になることが必要です。指示をもらうのではなく、自分で仕事を考え生み出すため、やりがいがあります。

利益追求のために、「どうしたら店の売り上げをアップできるだろう？」という点を悩みではなく課題と考え、昨日より良いサービスが提供できる方法がないか、経営していく中で改善することはないかを情報収集をしたり実践する事が大切です。

ハウスクリーニングはおそうじをするという仕事ですが、お客様に喜んでもらえる事が多いです。メーカー勤務・製造業の頃より日常的に人の役に立てる環境になります。得意不得意はあれどお客様満足度を高めるというゴールに向かって、様々なやり方でアプローチしていくことをおすすめします。