POINT
世の中でなくならないビジネス
お客様の喜びに向き合う
趣味や人付き合いが仕事に
谷村 吉弘さん 60代
津志田店 オーナー
大手時計メーカーでエンジニアとして勤めた後、大手海外自動車の正規ディーラーに勤務。
トップセールスとして活躍するも体調を崩し退職。2011年1月に開業。
掃除は世の中から無くならないビジネス。さらに「ブランド力」という強みも武器になると確信しました
50代で長年勤めた会社を退社
偶然見つけたおそうじ本舗のFC募集を見たのが、開業のきっかけです。どんなに時代が進んでも、人が生活する限り、掃除の需要はなくならない。その中でも「おそうじ本舗」を選んだ決め手は「ブランド力」。
仕事をいただくにあたり、一番重要なのが信頼だからです。
TVCMも積極的に展開、この認知度・信頼度があれば、ビジネスとして成功するだろうと思いました。
開業から7年目で従業員数15名、年商約1億円を実現。
これは、お客さんのために、を追求した結果です。
お客さんの本質的な課題に向き合うと、ただ掃除をするだけではなく、壁紙や床の色の提案など、お客さんのためにできることが沢山あるんです。
結果としてとても感謝してもらえ、掃除も毎回発注してもらえます。そのために、幅広い勉強を怠らないようにしていますね。
お客様に喜んでいただける想いを共有できる仲間がいる。それが、最大の魅力
開業してすぐに、東日本大震災を体験しました。正直、終わったと思いました。
ただ、宮城県で開業した先輩オーナーに声をかけていただき、お仕事を紹介してくださったんです。
私は半年間、朝から仙台に通いました。
先輩方の協力や従業員の努力もあり、開業4ヵ月目に月商100万円を達成。ピンチをチャンスに変えることができました。
2店舗目をオープンできたのも、諸先輩方や従業員、そしてお客様のおかげだと、心から実感しています。
開業初月の売上、3万4000円。それでもお客様のありがとうが嬉しかった。
営業活動の成果がすぐに出るわけではないので、開業当初は大変でした。
初月は、知り合いからの依頼1件のみ。
それでも初仕事で「ここまできれいになるんだ、ありがとう」と言われた時は、本当に嬉しかった。
「お客様に心から喜んでいただけるサービスを」という思いは今も一緒。
この精神が付加価値サービスを産み、企業成長に繋がったのかもしれませんね。
ゴルフにバイク、海外旅行……。この趣味の広さが、ビジネスの武器に
休みの日は趣味の時間にあてています。
実はゴルフ仲間やバイク仲間には、不動産オーナーや富裕層の方も多く、そこからご依頼に繋がることも多いんです。