特集:地域別オーナーインタビュー
小樽ニセコ店の佐藤オーナーがおそうじ本舗に加盟したきっかけに加え、事業運営をするうえで心掛けていることなどをお伺いいたしました。
おそうじ本舗に加盟する前のお仕事は?
運輸業に23年間勤めていました。運転職はもちろんのこと、後半は営業所の安全管理、運行管理、労務管理などの責任者をしていました。
おそうじ本舗に加盟しようと考えたきっかけは?
20年位前、一緒に働いていた同僚が退職して、ハンコ店を開業すると言い出しました。経験のない職業で起業するとは何て無謀なことをするんだと思い、話を聞いてみました。「これからはフランチャイズだよ」と彼は言ったのですが、そのとき初めてフランチャイズビジネスを知りました。
その当時、インターネットでフランチャイズを検索しておそうじ本舗を見つけ、これはいいと思っていました。それから20年近く経ちましたが、「独立起業するならおそうじ本舗だ」とずっと頭の片隅にありました。
独立に対する不安はありましたか?
会社員としてそれなりに安定した生活を送れている中で、未知の世界へ飛び込んでいく漠然とした不安や金銭的不安、うまく仕事がこなせるだろうかなど、さまざまな不安がありました。しかし、そんな不安より新たに始まる会社員ではない自分、経営者の自分、新しい仕事を始める自分を想像し、不安よりワクワク感が上回っていました。
開業当初の苦労は?
お客様から様々なご要望があり、思うように仕事が進まない、汚れを落とせないことがあって苦労し、これでやっていけるのだろうかと思うことがありました。
苦労を乗り越えられたポイントは?
不得意なメニューは、友人宅や親戚宅を回って作業させてもらい、場数を踏むことでコツをつかめました。また、作業の工程漏れを見つけることで、克服していきました。わからない、うまくいかない場合は、小さなことでも担当スーパーバイザーにしつこいくらい連絡して相談しました。一つひとつその場で解決していけたのが大きかったです。
いつも心掛けていることは?
カッコつけているわけではありませんが、依頼してくださるお客様の立場で仕上がりを考えるようにしています。さらに、「どうしたらお客様に喜んでもらえるか」ということも考えています。誠心誠意尽くすことにより、100%ではありませんが、自分に良い形で返ってくると信じています。
どんな営業活動をしていますか?
個人のお客様に関しては、継続的にチラシを配布して認知活動を行いました。法人企業に関しては、知人を通じて責任者の方を紹介してもらって一人ひとり時間を作ってもらい、お会いさせていただいています。他にも異業種交流会や商工会議所の集まりに、積極的に参加しています。
仕事を長く続けるにあたり、必要な要素は?
仕事を長く続けるためには、まず仕事を途切れさせないことが大切です。また、常に相手の立場に立ち、自分が依頼するのであればどうしてもらえると嬉しいかを考えて行動する。当たり前のことですが、お客様との約束は必ず守り、裏切る行為は絶対にせず、信頼を勝ち取ることで次の仕事に繋がると考えています。
店舗運営をしていく中で嬉しかったことは何ですか?
開業当初は一人で始め、少ししてから妻が加わり二人になりました。当然のことながら、一人より二人の方が仕事の効率も上がり、微増ではありますが売り上げも年々上がっています。今は小規模、ときには中規模な仕事しかできませんが、いつ大きな仕事が舞い込んで来るかわかりません。そのときに備え、今後はアルバイト従業員を採用することで仕事量を増やし、少しずつでも大きくなっていければ嬉しいなと思っています。
開業を検討している方にメッセージをお願いします
ハウスクリーニングは、今後さらに必要とされる業態だと思っています。競合他社も多数存在して価格競争も激化している状況の中、おそうじ本舗は常に新しい技術やメニュー、オリジナルの洗剤を開発するなど、他社が真似しにくいことを行っているブランドです。洗剤や機材はすべて調達できるので、安心して作業ができます。高い技術力、対応力があるおそうじ本舗だから安心できると考え、依頼してくれるお客様が多数いらっしゃいます。
とは言っても、何もせずにお客様が来てくれるわけではありません。お客様を獲得し、お仕事をいただく努力を続けて継続的に依頼をいただけるかは、自分自身の行動にかかっています。技術や営業面はもちろんのことですが、心の部分も共に学んで成長し、お客様からの信頼を獲得して、一歩一歩前に進んでいける仲間が増えると嬉しいです。