特集:地域別オーナーインタビュー
厚別北店の佐久間オーナーの前職は、料理人。開店前、閉店後に掃除を行い、得意になったのが独立に繋がりました。元料理人ならではの取り組みや、お客様とのコミュニケーションの大切さをお伺いいたしました。
なぜハウスクリーニング業界を選んだのですか?
20代の頃からずっと料理を仕事としてやってきたのですが、朝出勤するとまず掃除から始まるんです。そして、閉店後も掃除で終わっていたので、掃除というものを私はいつも身近に感じていました。前職の会社で掃除が得意だなと言われていたので、独立しようとインターネットで検索した際に、おそうじ本舗を発見して「これだ!」という直感的な感じです。
前職でも、お客様に対して感動を与える企業づくりという理念の基に運営をしていたので、おそうじ本舗の「感動・満足」という理念に共感を得て選んだのを覚えています。あと、おそうじビジネスの市場がどうこうとかではなく、単純におもしろそうだったのというのも本音です。
事業運営をする上での秘訣は?
もちろんお掃除のプロなので、ご依頼された箇所をキレイにすることは、当たり前ですが、まずは人対人なので、自分自身がお客様に気に入ってもらえるような行動を常に頭に入れて活動しています。私自身料理が得意なので、プラスワンサービスとして「包丁研ぎ」を行っています。
そのプラスワンサービスで、お客様に喜んでいただけるきっかけを作っています。要するに、自分・自店のファンとなってもらうように色々なお客様からヒントを得てオンリーワンを創り上げることですかね。
加盟後の変化はありましたか?
外食産業は、朝早く出勤して、夜遅くまで働く。これが当たり前の業界なんです。その結果、自分の時間なんてものは本当に無いに等しいです。でも、おそうじ本舗を始めて、この仕事が楽しいので今は休みなく働いていますが、休みを取らなくても18時には家に帰っているので、家族と過ごす時間が長くなりました。
やはりここが一番大きいですね。休もうと思えば、休みも取れますし、時間が自由に組めるんですよ。生きていく上で、仕事は大切ですが、自分の時間というものも大切になってくると私は思っています。
このビジネスに向いている方は?
常にお客様の前で笑顔を忘れない、掃除の職人ということではなくて、人対人を大切にする人が向いていると思います。これが、サービス業かなと思います。またそれを大切にしている人であれば、未経験でもこの仕事は絶対にできると思います。
ただ、どんぶり勘定ではなく、数字とか経営についてを多少理解していかないと、成功という言葉が遠くなってしまうのかなと思いますね。個人事業主ですから、時間もお金もしっかりと管理していかなければいけないですからね。